薬剤部

薬剤部目標

  • 医療安全、タスクシフティングに基づく業務拡大
  • チーム医療への貢献
  • 採用薬品の見直し
  • 新採用薬剤師の確保、教育

スタッフ構成

  • 薬剤師:8名
  • 薬剤助手:2名 計10名(2022.4現在)

部署からのメッセージ

薬剤部では処方箋に基づく調剤以外にも持参薬鑑別、病棟薬剤業務、抗がん薬の混注等様々な業務を行っております。薬の安全性を確保しつつ効果的に使用できるよう医師とはもちろん看護師や他のコメディカルと連携を取りながら日々業務に従事しております。

業務内容

調剤業務

薬剤師は処方された薬剤について、用法用量が適切か、相互作用に問題がないかの確認を行っております。医師や看護師からの問い合わせにも対応しています。

病棟業務

各病棟専任の薬剤師を配置し、患者様への服薬指導をはじめ、持参薬の聴取・管理、カンファレンスへの参加、医師への処方提案、医師との同意に元づく処方代行入力(PBPM)、退院時サマリの記載など多岐にわたる活動に取り組んでおります。また薬剤カートを導入しており患者様ごとに使用薬を管理しています。医療安全向上を図るとともに薬剤の中止・休薬・用量増減など薬歴にて一目で確認できるような運用を行っております。

医薬品情報管理業務(DI業務)

公的機関や製薬会社より最新の情報を入手し、整理・保管しております。また定期的なDIニュースの作成やマスタメンテナンス管理を行い、他医療スタッフへの情報提供を行っております。

化学療法・抗がん剤無菌調剤

抗がん剤の投与を受けられる患者さんが、適正で安全ながん薬物療法を受けられるために、レジメン(抗がん剤の種類、投与量、投与スケジュールなど)に基づいて薬剤師が処方内容チェックを行い、無菌的に調製しています。入院・外来患者さんともに投与されるお薬の投与スケジュールや効果、予想される副作用とその対策などを説明し、不安の解消と患者さん自身が治療に取り組めるようにサポートしています。

その他の業務

院内感染対策チーム(ICT)・栄養サポートチーム(NST)・緩和ケアチームなどのチーム医療、薬学部学生の実務実習受け入れなど、これらの活動を通じて、病院全体さらに地域における医療の質の向上に貢献するだけでなく、薬剤師の専門知識向上を図っています。

安全管理

医療の質向上のためのシステム導入

TOSHO社の調剤支援システム

薬剤部では病院移転と同時にTOSHO社の調剤支援システムを導入しました。
処方箋上のバーコードと薬剤それぞれのバーコードをチェックすることで、調剤時の薬剤の取り間違えを防止し、調剤ミスによる患者様への不利益の予防に貢献しています。
注射剤に関しても、同システムを利用することで薬剤の取り間違え・患者間違えをシステムとして防ぐことができるようになっています。

散剤監査システムも同時期に導入し、分包機へのデータ送信が可能になりました。該当患者ごとの散剤の全体量の計算・秤量後の薬剤量のバーコード印字・分包機への指示・分包品へ内容薬剤名・内容量の印字など、これまでは薬剤師が行っていた作業をシステムで一貫して出来るようになりました。
これらのシステムを導入することで人的過誤や人的コストを大幅に減らすことが可能になり、その分、薬剤師はより質の高い医療へ参画することが可能になります。

医療関係者の皆様へ

薬剤適正使用連携について
かかりつけ医と入院医療機関等が連携して行う医薬品の適正使用の取り組みを行っています。 当院薬剤部は、入院患者全員に行う病棟薬剤業務及び薬剤管理指導業務を通じて、薬剤の適正使用並びに患者様のコンプライアンス、アドヒアランス向上のため、必要に応じて用法の単純化や薬剤の整理を行います。その場合、患者様若しくはご家族を通して『薬剤サマリー』の情報提供を行います。『薬剤サマリー』を以後の診療にお役立ていただければ幸いです。