栄養部

栄養部について



当院栄養部では、「安全で美味しい食事の提供」という理念のもとに、入院患者様の病態、機能(能力)に合った食事の提供を行っています。
給食業務は、1994年より委託化され、2023年には、クックチル方式を導入し、より安全な食事提供に努めています。
病院管理栄養士の主な業務内容は、栄養状態の評価と栄養管理、NSTの運営、栄養相談(栄養指導)、実習生の受け入れ等です。管理栄養士は病棟担当制として、患者様の栄養状態の把握、患者様一人一人にあった栄養計画の作成・評価に取り組んでいます。
チーム協同では、NSTの他に、褥瘡、感染対策など、各委員会へ参加し他職種との連携を図っています。私達は管理栄養士として、患者様に何ができるか、また患者様は私達に何を期待し求めているかを素早くキャッチし、そしてサポートしていけるよう日々の業務にあたっています。

部署からのメッセージ
チーム医療の一員として、患者さん中心の栄養食事サービスを実践し、治療に貢献するよう努めています。徹底した衛生管理のもとにつくられるクックチル方式にてお食事を提供しています。

スタッフについて

お食事について
適時・適温
お食事の時間は、朝食8時、昼食12時、夕食18時、となっております。 食事は温冷配膳車を使用し、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たく、適温で提供しています。

お食事の内容
管理栄養士が、それぞれの治療に合わせた食事基準を準備しています。
一般食
常食、軟菜食、5分粥食、3分粥食、流動食などで、特に医師から食事内容について制限のないお食事です。
特別食
エネルギー調整食、塩分調整食、脂肪調整食、蛋白質調整食、術後食、潰瘍食、貧血食、低残渣食、経管栄養、検査食、などがあります。
行事食


お食事の相談

栄養食事指導
近年、生活習慣病患者は増加傾向にあり、治療には、食事療法が第一原則であると考えています。食事療法が必要と思われる患者さまには積極的に栄養指導を行っています。また低栄養や、がんで食欲低下している場合、また飲み込みが気になる(嚥下機能低下)患者様にも主治医、看護師、他スタッフと連携を取りながら、栄養介入を行っています。

入院栄養食事指導
入院中、医師の指示により特別食が提供されている患者さま・ご家族に行います。退院までに栄養療法に関する知識を身につけられるよう、食事内容・それぞれの疾患に対する食事療法の注意点などを説明します。
外来栄養食事指導
食事療法が必要な患者さま・ご家族に行います。患者さまからの栄養指導の依頼も歓迎しております。ご希望の方は主治医にお申し出下さい。

栄養補助食品・経腸栄養剤の検討・提案、嚥下食の対応


学会・研究会活動
栄養や食事、食生活に関する専門家として栄養食事療法や栄養管理等の関連の学会や研究会に参加し、研鑽に励むとともに、最新の情報を取り入れ日常業務に活かしています。また、研究・活動の発表を行っています。
- 日本病態栄養学会(病態栄養専門管理栄養士2名)
- 日本糖尿病学会(糖尿病療養指導士1名)
- 日本栄養治療学会(NST専門療法士1名)
- 日本循環器学会(心不全療法指導士1名)
- 長崎地域糖尿病療養指導士認定委員会(長崎地域糖尿病療養指導士1名)
- 日本コンチネンス協会(コンチネンスメイト)
- 日本褥瘡学会